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2005.08.16 (Tue)

サウスバウンド

20050816173225.jpg
*サウスバウンド *奥田英朗 *角川書店

奥田英朗さんのサウスバウンドを読んだ。。
物語は小学6年生の上原二郎の目からみた少年の世界と家族のお話。
二郎の父の一郎は元伝説の過激派で今はフリーラオター、自称作家でアナーキストで
毎日仕事もせずに家にいる。
母のさくらは喫茶店をやっているがなにか秘密がありそう。
22才になる姉は二郎とは半分血が繋がっていないらしい。
妹の桃子は小学4年生。

この一郎って父親がとんでもなく変わり者で、、、実際こんな親がおったら家族は大変。。。
しかしすっごく自分に正直で真っ直ぐで豪快でそんな一郎の魅力に引きずり込まれてしまう。

奥田さんの小説はどれもテンポがよくて読みやすいんですがこのサウスバウンドも
500ページを超える長編なのに一気に読めました。。。
第一部は二郎の小学生ライフ中心に話しが進んでいき第二部は父親一郎の痛快無比の活躍を中心に進んでいく。

一郎とさくらが警察に捕まって脱走して夫婦で『パイパティローマ』を探しに船出する前に
一郎が二郎に言った言葉が印象的でかっこよかった。『二郎。前にも言ったが、お父さんを見習うな。お父さんは極端だからな。けれど卑怯な大人にだけはなるな。・・・』
『これは違うと思ったらとことん戦え。負けてもいいから戦え。人と違ってもいい。孤独を
恐れるな。理解者は必ずいる。』

二郎の成長ぶりに感心しながら最後は家族がひとつにまとまって少しホロリと感動させられて南の島にふさわしく爽やかな読後感。。。

奥田さんって『空中ブランコ』で直木賞をとって一気にメジャーになってしまったけどその前に『最悪』『邪魔』を読んだときから好きな作家のひとりだったんですけど
この『サウスバウンド』でまた奥田さんの新しい魅力発見って感じで面白かったです。

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20:32  |  本(あ行の作家)  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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