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2010.06.29 (Tue)

影法師 百田尚樹

影法師影法師
(2010/05/21)
百田 尚樹

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内容(「BOOK」データベースより)
光があるから影ができるのか。影があるから光が生まれるのか。ここに、時代小説でなければ、書けない男たちがいる。父の遺骸を前にして泣く自分に「武士の子なら泣くなっ」と怒鳴った幼い少年の姿。作法も知らぬまま、ただ刀を合わせて刎頚の契りを交わした十四の秋。それから―竹馬の友・磯貝彦四郎の不遇の死を知った国家老・名倉彰蔵は、その死の真相を追う。おまえに何が起きた。おまえは何をした。おれに何ができたのか。


『風の中のマリア』で本邦初のスズメバチを主人公にした小説を書いた百田尚樹さん。
今回は初の時代小説です。
百田さんはデビュー作『永遠の0』のときから新刊がでればずっと読んでる好きな作家さんのひとりです。
毎回、違ったジャンルに挑戦する意欲はすごいものがあるし、どの作品も読みやすくてリーダビリティの高さは流石だなと思います。

前作の『モンスター』は面白いことは面白かったのですが個人的にはもうひとつといった感想だったのですがこれはよかったです。

はっきりとした身分制度があった武士の時代。
下士の出ながら異例の出世を果たし筆頭国家老にまでなった名倉彰三。
彰三には運命的な出会いをした刎頸の友、磯貝彦四郎がいた。
文武両道、天才的な彦四郎は彰三のあこがれの存在でもあった。
そんな彦四郎がなぜ落ちぶれて淋しい最期を遂げなければなかったのか。
彰三の回想とともに物語はその謎にせまっていきます。
終盤に向かって一気に読ませる迫力たっぷりの面白さ。
徐々に浮かび上がってくる真実に胸がじんじんしてくる。
そして最期に彦四郎という人物の真の思いに気づいたときには切ない痛みとともに深い感動が押し寄せてくる。
『影法師』というタイトルからも読み手はうっすらとこの物語の結末を予測することができるのですがそれ以上のものがありました。
ちょっと出来すぎって感じもするんですが、デビュー作「永遠の0」をちょこっと思い出させてくれるような感動作でした。
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