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2010.06.25 (Fri)

ぼくらのひみつ

ぼくらのひみつ (想像力の文学)ぼくらのひみつ (想像力の文学)
(2010/05/07)
藤谷治

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内容(「BOOK」データベースより)
こんなこと信じてもらえるだろうか。ぼくの時間は2001年10月12日金曜日の午前11時31分で止まってる。喫茶店でコーヒーを飲む、部屋に戻り昼寝をする、起き上がってぼーっとする、文章を書く、顔を洗う、町を歩く、これだけしてもずっと11時31分。そんなとき京野今日子と出逢ったから、ぼくのせいで彼女も11時31分にとどまることになってしまった。やがてぼくらは思い立って、ある計画を考えるのだけど…止まっているこの時から、ぼくらはゆっくり歩き出す。スローモーションの新・青春小説。


本屋大賞候補になった『船に乗れ!』を読んでとてもよかったのですが今度の『ぼくらのひみつ』は毛色がちょっと違うみたい。

読む前からそんな予感がしてたのですが予感したとおりと言っていいのかなって作品でした。

なんせ、早川書房『想像力の文学』シリーズです。
このシリーズを読むのは瀬川さんの『ミサキラヂオ』津原さんの『バレエ・メカニック』に次いで三冊目ですが、特に『バレエ・メカニック』には苦戦しました。

2001年10月12日午前11時31分で止まってしまったぼくの時間。背中にはなぜか麻袋が張りついている。
周りの人たちは動いているのに僕だけが先の時間に進めない。

主人公が止まった時間のことをノートに綴りそれを読んでいくといった形式で物語りは進行していきます。
永遠と繰り返される1分間。なぜこうなったのかが主人公のぼくも読み手である僕にもさっぱり理解できない。

別れた彼女「ウルフ」の話し、カポーティの「冷血」、チェスの話し、哲学的な話し、退屈な時間の中で京野今日子と出会い二人で旅に出る。

いろんな話しが語られるんだけどそのどれもがもよく判らない。
訳のわからないことが淡々と続く不条理な展開にちょっとイライラしながら途中で投げ出しそうになってしまった。
しかしながら読みやすい文体とセリフでなぜか最期まで読ませてくれる不思議なチカラをもった小説でもありました。

結局、読み終わったあとも、なぜこうなったのか、何を伝えたかったのか、よくわかりませんでした。

終わりのほうに主人公のこんな言葉があるんですよね。

「忘れてはいけない。想像力によって人はすべてを理解する」

僕にはまだ想像力が足りないようです

ストーリーに関係あるのか無いのかよくわかりませんが主人公のぼくの時間が止まる1ヵ月前の2001年9月11日にって日はニューヨーク同時多発テロ事件が起こった1日だったんですよね。

なぜかそれが読み終わったあともずっと頭の中に残ってました。
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