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2010.06.17 (Thu)

MUSIC 古川日出男

MUSICMUSIC
(2010/04)
古川 日出男

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内容(「BOOK」データベースより)
響き、響き。き、キキキ。聞こえてくるよ、猫笛、祝祭、大地の歌声―。青山墓地で生まれた無敵の天才野良猫スタバ。猫笛を操る少年佑多。学校を離れ独り走る俊足の少女美余。恋人を亡くした性同一性障害の北川和身。猫アートの世界的権威JI。孤独な人間たちは一匹の猫によって、東の都東京から西の都京都へと引き寄せられ、ついに出会う。そして究極の戦争が始まった…。溢れる音楽と圧倒的なビートで刻まれる、孤独と奇跡の物語。


疾走する無敵猫スタバ、猫笛を操る少年佑多、韋駄天少女美余、性同一障害のかずみ、腕の長い猫アーティストJI、四人と一匹の物語。

田淵佑多は13歳、11歳の夏までは猫たちを数えて勝負する世界の天才児ユウタとして名を馳せていた。
まだ名前はなかったが生命力の突出した猫のスタバ。
佐藤美余はシュガーという名前を小学校の校庭に埋めてきた。
かずみは肉体はひとつだが性はふたつある。北川和身と和美。だからかずみ、響きだけのkazumiがいた。

佑多が青山霊園でスタバと出会う。
極めつきの武闘派、無敵の天才猫スタバ、猫笛を鳴らして猫たちを率いるスキンヘッドの佑多。
青山から赤坂へ、行進がはじまる。
中学二年生同盟の美余と邂逅して西へと向かう、大都会東京から古都京都へと。

古川さんの作品はこれがお初でしたが、極端に短いセンテンスの文章、リズミカルで独特な文体は刺激的で魅力的で思わず音読したくなるほどでした。
ただ言葉の面白さは楽しめたのだけれどブツ切りで進行するドラマは個性的すぎて振り落とされてしまって物語を見失ってしまってなかなか楽しめなかった。

青山霊園での佑多とスタバの出会い、鴉たちとの闘い、京の天空を縦横無尽に駆け巡るスタバ、それら場面々々はすごく映像的で刺激的で理屈抜きの面白さがありました。

あまり深く考えずにリズムに乗って歌うように読むってことがこの作品には必要なのかもしれないと思った。

【More・・・】

「ユウタよぉ、名古屋じゃ野良の猫ちんどもも味噌カツの残飯で生きてて、むろんコニャンコは『ミャー、ミャー』鳴くが、親猫も『うみゃー、うみゃー』って鳴くんだぜ!俺は驚いたぜ。猫にも名古屋弁があるんだなあ」とカズヤさんP103
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