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2010.06.14 (Mon)

サクリファイス  近藤史恵

サクリファイスサクリファイス
(2007/08)
近藤 史恵

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出版社 / 著者からの内容紹介
ただ、あの人を勝たせるために走る。それが、僕のすべてだ。

勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、冷酷に分担された世界、自転車ロードレース。初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。それは、単なる事故のはずだった――。二転三転する〈真相〉、リフレインの度に重きを増すテーマ、押し寄せる感動! 青春ミステリの逸品。


以前から名前は知っていた作家さんだけどなかなか読む機会がなかった近藤史恵さん。
新刊の『エデン』が第五回本屋大賞二位の『サクリファイス』の続編だと知ってまずはこの作品から読んでみようと図書館から借りてきました。

いきなり結論ですが読んでよかった!面白かった!本屋大賞の二位に納得です。
(今さらかよ^^;)

自転車競技のことをほとんど知らなかったのでロードレースって競技が個人競技としてより団体競技としての比重が重たいってことを知っただけでもびっくりでした。
スポーツノンフィクションを読むのも好きな僕にとってはロードレースという競技の奥深さを分かりやすく教えてもらっただけでもこの小説を読んでよかったなぁーと思いました。

ロードレースとは極めて紳士的で戦略と頭脳の限りをつくすスポーツ。

自分のため?チームのため?疾走感たっぷりでまるでノンフィクションを読んでるような気分でしたが事故が起こってこれはミステリーだったと気づく。

エース石尾は何を考えているのか?チーム内を蝕む不協和音。不穏な雰囲気がじわじわと拡がっていきついに惨劇が起こる。

石尾の思いの深さと重さの真実を知ったときに僕は唖然として言葉も出なかった。そして深い感動に包まれる。

彼(石尾)は誰よりも理解していた。
「勝利は、ひとりだけのものじゃないんだ」
命をかけた石尾のバトンを受け継いでチカは世界へ飛び立つ!

自転車ロードレースの物語としてもミステリーとしても一級品の作品です。

作者の近藤さんがこの作品のスピンオフが載ってる「ストーリーセラー」の筆者コメントで「ロードレースをリアル観戦したこともなく、ロードバイクにも乗ったことありません」とコメントしてましたがそれでこれだけ素晴らしい作品が書けるとは作家さんってやっぱりすごいですね。

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